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最新情報

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映画は世界を網膜の中に灼きつけるのではなく、

網膜から"世界をひきずり出す"のである

「全映画 映画は二度現れる」より


 詩人、歌人、劇作家、小説家、評論家、作詞家、エッセイスト、映画監督、写真家と「職業は寺山修司」と名乗るほど、様々な顔を持っていた寺山修司。

 なかでも最も名を広めた演劇に匹敵するほど、幻想的でアヴァンギャルドな表現で観客を魅了したのが映像作品だ。映画という表現方法そのものの在り方にたえず疑問を投げかけ、それらの作品の評価は国内にとどまらず、海外の映画祭でも数々の賞を受賞。没後33年を経た今もなお観客を挑発しつづけている。

 2013年はATG 3作品が初ブルーレイ化され、2015年の東京国際映画祭では、「TERAYAMA FILMS」特集上映。そして、2016年、寺山唯一の長編小説『あゝ、荒野』の映画化も決定し、クランクイン!2017年秋ロードショー予定。

 本展では寺山修司直筆の映画企画書や当時の国内外ポスター、台本、スチール写真のほか、海外上映でのコーディネーターを務めた故ヒロコ・ゴヴァースのコレクションから貴重な関連資料も青森で初公開。『田園に死す』で意匠をてがけていた花輪和一による衣裳スケッチの原画や、劇中に登場する「犬神サーカス」看板、『草迷宮』劇中に登場する看板の現物など貴重な作品も展示。

 寺山映画の製作に関わる様々な資料から、映像の魔術師の魅力に迫る。


★学芸員によるギャラリートーク(展示解説)★

10月29日(土)・12月3日(土)・2月11日(土・祝)各13:30〜


●会期=2016年10月1日(土)〜2017年3月31日(金)

●開館時間=9:00〜17:00(入館は16:30まで)

●入館料 一般個人:530円(常設展310円+企画展220円)
      一般団体:430円(20名以上)
      高大生:100円 小中学生:50円 ※ 土曜日は、小中学生無料

●会場=寺山修司記念館エキジビットホール

●お問合せ=三沢市寺山修司記念館 tel.0176−59−3434

      青森県三沢市大字三沢字淋代平116−2955

*休館日:10/3(月)・11(火)・17(月)・24(月)・31(月)

*バス運行日:10/1(土)・2(日),8(土)・9(日)・10(月祝),15(土)・16(日),22(土)・23(日),29(土)・30(日) 

 三沢市内観光バス「MISAWAぐるっとバス」詳細はこちら


**イベント**

寺山修司アートカレッジ

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アートワークショップ

子供の頃の遊びの地図づくり」

日程:10月15日(土)14:00〜16:00

講師及部克人(武蔵野美術大学名誉教授)

会場:三沢市総合社会福祉センター

〇市民大学講座
相聞から恋の歌へ 
時代と個人

日程:10月22日(土)14:00〜16:00

講師梅内美華子(歌人)

会場:三沢市総合社会福祉センター



寺山修司記念館特別企画展2016 VOL.2 『映画監督・寺山修司

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映画は世界を網膜の中に灼きつけるのではなく、網膜から「世界をひきずり出す」のである〜 寺山修司

映画という表現方法そのものの在り方にたえず疑問を投げかけた寺山。その評価は国内にとどまらず、海外の映画祭でも数々の賞を受賞、没後33年を経た今もなお観客を挑発しつづけている。 寺山映画の製作に関わる様々な資料から、映像の魔術師の魅力に迫る。県内初公開作品も。


●会期=2016年10月1日(土)2017年3月31日(金)

●開館時間=9:00〜17:00(入館は16:30まで)

●入 館 料 一般個人:530円(常設展310円+企画展220円)

      一般団体:430円(20名以上)

      高大生:100円 小中学生:50円 ※ 土曜日は、小中学生無料

●会場=寺山修司記念館エキジビットホール

●お問合せ=三沢市寺山修司記念館 tel.0176−59−3434 

     青森県三沢市大字三沢字淋代平116−2955