がんばろう！東北　がんばろう！日本

寺山修司記念館フェスティバル

２０１１／夏

「ひとりぼっちのあなたに」「寺山修司遊びの劇場」

「TERAYAMA MUSIC MUSEUM Vol.2」

主　催：三沢市寺山修司記念館／テラヤマ・ワールド　

共　催：三沢市教育委員会／寺山修司五月会／テラヤマ団

後　援：三沢市商工会／（社）三沢市観光協会／(社)三沢市青年会議所

　　　　東奧日報社／デーリー東北新聞社／陸奥新報社／河北新報社／朝日新聞青森総局

　　　　毎日新聞青森支局／読売新聞青森支局／産經新聞社青森支局／共同通信社青森支局

　　　  青森放送／青森テレビ／青森朝日放送／エフエム青森／コミュニティラジオ局BeFM

        青森ケーブルテレビ

協　力：Studio AQUIRAX／刈谷市美術館／オドラデク道路劇場／PARCO出版／角川書店

　　　　川守田パン／味の海翁堂

首都圏宣伝：ポスターハリス・カンパニー

 

期日：２０１１年７月３０日(土)、３１日（日）イベント無料（館内有料）

会場：寺山修司記念館、屋外多目的スペース

　　　青森県三沢市大字三沢字淋代平１１６−２９５５

お問合せ：０１７６−５９−３４３４(三沢市寺山修司記念館)　 　

https://www.terayamaworld.com/kinen/

 

 

がんばろう！東北　がんばろう！日本

 寺山修司記念館は、「寺山修司記念館フェスティバル2011／夏」を開催します。

 ◎７月３０日には、宇野亜喜良展「ひとりぼっちのあなたに」開催オープニング特別企画として、宇野亜喜良さんのライブ・ペインティング、寺山作詞「時には母のない子のように」で、デビューしたカルメン・マキさんのコンサート、実験演劇ユニット／プロジェクト・ニクスによる寺山作「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」の演劇の上演など、盛りだくさんのラインナップです。

◎７月３１日は、昨年大成功した寺山記念館初の本格的屋外コンサート、「TERAYAMA MUSIC MUSEUM Vol.２」、地元三沢のミュージシャン、特に若い世代のエネルギーが爆発。寺山は特に、若者の才能を見つけるのが得意だった事もあり、このコンサートが三沢の若手ミュージシャンやアーティストの才能を発掘する、三沢の新たな夏のイベントになりました。１０時間連続で今年も凄いです。

◎７月３０日、３１日とも、寺山修司の多才な表現活動をモチーフに、ファミリーに大好評の「寺山修司遊びの劇場」ムシムシコロコロ・シリーズも登場！

◎青森の舞踏家・福士正一さんの「正ちゃんダンス」も神出鬼没に現れます。

　子供達にたくさん集まってもらえると嬉しいです。

◎気軽に寺山作品にふれることの出来るカフェスペースや飲食屋台も。

　市民の森の木陰でおいしい屋台や「テラシュー」「家出のするめ」などをお楽しみください。

◎大きな災害に見舞われ、復興に力を注ぐ東北を少しでも活気づけるためにも、豊かな自然に囲まれた寺山修司記念館に足を　お運びいただき、存分にフェスティバル、そしてテラヤマ・ワールドをお楽しみ下さい。

◎当フェスティバル収益の一部は、東北関東大震災の復興義援金とさせていただきます。

■２０１１年７月３０日（土）１３：００〜

 

「ひとりぼっちのあなたに」--ライブ・歌・トーク・演劇--

 

◎ 「宇野亜喜良・ライブペインティング」１３：００〜１３：４５

　「ひとりぼっちのあなたに」開催オープニング特別企画として、イラストレー

　　ター・宇野亜喜良氏のライブ・ペインティング（公開制作）をおこないます。

　　アーティストの制作現場に立ち会える絶好の機会です。お見逃しなく。

　　※完成した作品は、企画展に展示されます。

◎「カルメン・マキ　コンサート」１４：００〜１５：００

　 出演：カルメン・マキ(歌手)、太田恵資(バイオリン)

　 1969年のミリオンセラー、寺山作詞「時には母のない子のように」で、

　 デビューしたカルメン・マキさんのコンサート。

◎「アフタートーク＆サイン会」　１５：１０〜１６：００

　　出演：宇野亜喜良×カルメン・マキ×九條今日子(寺山元夫人)

　　ライブを終えた２人に、九條今日子を交えてトーク。終了後、サイン会開催。

◎プロジェクト・ニクス演劇公演　１７:３０〜

　「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」より

　　作：寺山修司　構成・美術：宇野亜喜良　演出：金守珍（新宿梁山泊）

    出演：広島かつら、野口和美、ほか

 

■２０１１年７月３０日(土)、３１日(日)１０：３０〜１５：００

 

◎寺山修司遊びの劇場  「ムシムシコロコロ・シリーズ」

　自由と想像力とアートと遊び！不思議と自然、経験と体験と表現！

　寺山修司記念館の屋外スペースにムシムシコロコロ・シリーズが設置されます。　

　大人も子どもも楽しめる一大テーマパークが出現！すべて体験型作品です。

　２日間限定のムシムシ遊園地。

　青森の舞踏家・福士正一さんの「正ちゃんダンス」も神出鬼没に現れます。

　「ムシムシコロコロ」「ムシムシコロコロJr」 ｢つみきドミノ大作戦｣　

　「モクウェイ」「ピクニック・ランチ・バスケット」他

　　

◎寺山修司を探せ、テラシュー市民の森大作戦！！

　記念館や市民の森に出没情報アリ！！目印は、トレンチコートと厚底サンダル！！

「ひとりぼっちのあなたに」と、寺山に話しかけてください。プレゼントもらえますよ。

 

■２０１１年７月３１日（日）１１：００〜２１：００（予定）

「TERAYAMA MUSIC MUSEUM vol.2」

　昨年大成功した「TERAYAMA MUSIC MUSEUM」には、地元三沢の音楽シーンで活躍する

　若手ミュージシャンやアーティストが結集します。

　オールジャンルの若き才能を楽しみ下さい。ご期待ください。

 

 

●寺山修司（てらやましゅうじ）

1935年12月10日、青森県生まれ。１８歳で短歌研究新人賞特選「チェホフ祭」を受賞し、歌壇に鮮烈にデビューする。60年処女戯曲「血は立ったまま眠っている」が劇団四季で上演され、「乾いた湖」（監督：篠田正浩）で初めての映画シナリオを手がける。67年には横尾忠則､東由多加､九條映子らと演劇実験室「天井棧敷」を結成。海外でも多数公演を行い高い評価を得た。詩人、エッセイスト、小説家、評論家、作詞家、映画監督、劇作家、競馬エッセイなども。1983年5月4日47歳で急逝。1997年、多感な少年時代を過ごした青森県三沢市に寺山修司記念館開館。

 

● 宇野　亜喜良（うの　あきら）

1934年生まれ。イラストレーター。56年日宣美展で特選、60年日宣美展会員賞、92年赤い鳥挿絵賞。99年紫綬褒章。10年旭日小綬章。68年より寺山修司の天井棧敷の宣伝美術や舞台美術を手掛ける。主な出版物は『ル・シネマ』（マガジンハウス）、『宇野亜喜良の世界』（立風書房）、絵本『あのこ』（理論社）、など。近年では、コクーン歌舞伎の宣伝画や、ダンス+音楽舞台「上海異人娼館」の芸術監督、Ｔファクトリープロデュース「毛皮のマリー」の衣装・美粧、プロジェクト・ニクスは、旗揚げから寺山作品まで、構成・美術・衣裳など手がける、舞台美術の分野でも活躍中。

 

●カルメン・マキ　

歌手。1968年、寺山修司主宰の「演劇実験室　天井桟敷」に入団。同年「書を捨てよ町へ出よう」で初舞台を踏む。1969年「時には母のない子のように」で歌手デビュー。ミリオンセラーとなり紅白歌合戦にも出演。１９７２年、「カルメン・マキ＆OZ」結成。７５年、ファーストアルバム「カルメン・マキ＆ＯＺ」とシングル「午前１時のスケッチ」を発表。OZ解散後も、日本における女性ロックシンガーの第一人者として活躍する。２００９年、歌手生活４０周年を記念して、太田恵資・黒田京子とのトリオに加え、ゲストに佐藤芳明(アコーディオン)吉見征樹（タブラ）を迎えたアルバム「ペルソナ」をリリース。現在も精力的にライブ活動を行っている。

 

●Project　Nyx（プロジェクト・ニクス）

新宿梁山泊の広島かつらが06年に立ち上げたユニット。不朽の名作から知られざる傑作まで、忘却の彼方に漂うイメージに息を吹き込み、現代のパフォーマンスとして蘇らせる実験演劇ユニット。さまざまなジャンルのアーティストが出逢うことにより、演劇という枠を超え、音楽、舞踊、アートが融合した新たなエンターテインメントの創造を志す。第１回公演「かもめ或いは寺山修司の少女論」では、映画のはねた映画館で、映像、朗読、人形、演劇の融合を試み、いままでにない不思議な舞台空間を生み出した。

 

●福士正一（ふくししょういち）

舞踏家。　１９５３年青森県生まれ。オドラデク道路劇場主宰。１９８３年にスタジオ「生成空間オドラデク」を新設。劇場やギャラリーなどの空間にとどまらず、市場や商店街、分校や農家など様々な日常に緩やかに乱入し、風景を舞台にそこに暮らす人々を観客に踊る「オドラデク道路劇場」を展開る。１９９７年度青森県芸術文化奨励賞受賞。 昨年はＮＨＫ「熱中時間」に「舞踏熱中人」として取り上げられ全国に反響を呼んだ。

http://blog.goo.ne.jp/shochan-dance/