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第十二章 言葉が眠るとき…かの世界が目ざめる

地球上から一人の人間が姿を消すたびに空がその罰をうけて 星をかかげる だれかがだれかを捨てて旅立つたびに空には新しい星がひとつずつふえるのだ もしかしたら天文学は 地上の罪のかぞえ唄なのかもしれない 生が荒野の逍遙であるように 死もまた冒険である

  • なんにでもベストテンをつけるのが好きだった寺山修司が選んだ好きな本のうちいくつか。
  • ビデオレターを谷川俊太郎と交換していたころ。来週あたり、新しいビデオが届くか…?
  • 主題歌というのが好きだった寺山修司は、天井桟敷が出来るとすぐ劇団の主題歌を作ろうと詩を書いて、 八木正生と和田誠に作曲を頼んだ。