【イベントについてのお知らせ】
毎年恒例の春のイベント「寺山修司記念館フェスティバル2020春」は、今年の開催を見送ります。
寺山修司の命日5月4日をはさんだゴールデンウィークにフェスティバルを開催するようになって10年が経ち、「修司忌」として定着してきました。そうしたなか大変残念ではありますが、感染症対策のための決定です。1年間このイベントを楽しみにされていた皆さま、申し訳ありません。何卒ご了承くださいますようお願いいたします。
予断を許さない状況が続きますが、8月2日(日)に予定している開館記念の「寺山修司記念館フェスティバル2020夏」は開催したいと思っています。今は、とにかく早くこの事態が収まるよう祈っております。
このたび、当代屈指のイラストレーター14名を迎え、2019-2020秋冬の企画展「イラストレーターが挑む寺山修司の言葉」を開催いたします。
会期=2019年10月19日(土)~2020年 4月12日(日)
開館時間=9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料 一般個人 550円、一般団体 440円(20名以上)
高大 110円、小中 60円 ※土曜日は中学生以下無料
会場=寺山修司記念館エキジビットホール(三沢字淋代平116−2955)
お問合せ=三沢市寺山修司記念館 tel.0176−59−3434
「詩」もことばだと思ってはいるが、やっぱりことばではないのではないか、と思うことがある。詩はことばに毒されてはいるけれども、素朴に言えば、
イマジネーションの世界なのである。 「話しことばの思想」より
「言葉の錬金術師」の異名をもつ寺山修司。その幅広い芸術活動すべてにおいて、力強く美しい言葉を武器に、想像を体現してみせた稀代の表現者です。
俳句・短歌から詩、シナリオと表現世界を広げていった寺山は、早い段階から、言葉を視覚化することに強い関心を持っていました。少年期には、主宰する文芸誌の表紙を寺山自身が描いていたこともあります。自著の装幀や挿絵、文章のレイアウトに至るまでこだわり抜き、当時の新進気鋭のイラストレーターやデザイナー等と共作しました。さらに、イラストレーションから影響を受け、自身の作中に取り入れることもあった寺山にとって、彼らは切磋琢磨するライバルであり、伴走者でした。
今回参加するのは、世代も作風もまったく異なる14名の作家。それぞれが寺山の言葉を選び、作品を描きました。テラヤマ×イラストレーションの饗宴! 背反する個と個が出逢い、ぶつかり合いながら交わり、新たな表現が生まれる瞬間のきらめきをお見逃しなく。
出展作家によるイベント
◆造形ワークショップ「私と言う虚構・・・仮面を作り、そして試しに演じてみましょう」
講師:野村直子/舞台美術家・衣装デザイナー・イラストレーター
10月19日(土) 13:00〜16:30
会場:寺山修司記念館エキジビットホール
*定員20名(事前申込優先)
*入館時に受付で「寺山修司アートカレッジ受講」とお申し出ください。
*基本的な材料は全てこちらで用意致します。特に使ってみたいと思われる素材などがある場合は、自由にお持ち頂いてもけっこうです。
◆及川正通トークショー *事前申込優先(入館者対象)
聞き手:笹目浩之(プロデューサー/ウルトラポスターハリスター)
11月10日(日) 14:00〜16:00
会場:寺山修司記念館エキジビットホール
関連企画
◆学芸員によるテラヤマガイドツアー 各回10:30~11:30 *予約不要(入館者対象)
11月16日(土)、12月14日(土)、2020年1月18日(土)、2月15日(土)、3月14日(土)
主催:三沢市寺山修司記念館/テラヤマ・ワールド 共催:寺山修司五月会 協賛:三沢市
後援:三沢市商工会、一般社団法人 三沢市観光協会、公益社団法人 三沢青年会議所、東奧日報社、東奧日報文化財団、デーリー東北新聞社、陸奥新報社、コミュニティラジオ局BeFM
首都圏宣伝:ポスターハリス・カンパニー
助成:公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
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