会期=2020年 4月21日(火) ~10月18日(日)
※11月1日(日)まで延長
開館時間=9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料 一般個人 550円、一般団体 440円(20名以上)
高大 110円、小中 60円 ※土曜日は中学生以下無料
会場=寺山修司記念館エキジビットホール(三沢字淋代平116−2955)
お問合せ=三沢市寺山修司記念館 tel.0176−59−3434
オリンピックの一番のテーマは「国の復権」ではなくて「人間の復権」なのだ
「オリンピック『わが闘争』!」 寺山修司評論集『遊撃とその誇り』 1966 三一書房
寺山にとって、個人と国家、スポーツと芸術表現、肉体と論理という命題は、二律背反の普遍テーマでした。
アジア初の五輪開催地となった東京オリンピック(1964年)は、日本にとって戦後復興を世界にアピールするための最高の舞台でした。開催に向けての大規模な都市開発は、街並みとそこに暮らす人々の生活を変貌させてゆきました。クリーンで安全な東洋の大都市TOKYOを世界に印象づけた日本は、続く1970年の大阪万博でも成功を収め、先進国としての立場を確立していきます。
1964年当時、杉並区に住んでいた寺山は、目まぐるしく変化していく街を間近に見ていました。同年に、変わりゆく「新宿荒野」を舞台として、月刊誌『現代の眼』に小説「あゝ、荒野」の連載をはじめています。同作には、大きな潮流から零れ落ちていく、マイノリティのありのままの姿が描かれます。五輪とは、このうえない華々しさと引き換えに、社会に影をもたらすものでもあったのです。その後、前衛演劇の旗手として世界に進出した寺山は、自らその光と影を体験することになります。
本展では、寺山にとって初めて身近なものとなった1964の東京大会の体験から、自身の主宰する劇団とともに参加した1972年のミュンヘン・オリンピック芸術展示までを中心に、寺山とオリンピックの関わりについて紹介します。
近代オリンピックの栄光と影。その観察者であり、当事者でもあった寺山が、人類最大のスポーツの祭典をどのように評価し、表現したのでしょうか。
関連企画
◆学芸員によるテラヤマガイドツアー 各回10:30~12:00 *予約不要(入館者対象)
1時間で常設展と顕彰文学碑、後半30分で企画展の解説を行います。
2020年4月25日(土)、5月23日(土)、 6月20日(土)、7月11日(土)、 8月22日(土)、9月19日(土)、10月17日(土)
※ウイルス感染防止対策のため、7月の回まで中止。8月以降は未定。
主催:三沢市寺山修司記念館/テラヤマ・ワールド 共催:寺山修司五月会 協賛:三沢市
後援:三沢市商工会、一般社団法人 三沢市観光協会、公益社団法人 三沢青年会議所、東奧日報社、東奧日報文化財団、デーリー東北新聞社、陸奥新報社、コミュニティラジオ局BeFM
首都圏宣伝:ポスターハリス・カンパニー
協力:須賀川市/陸上自衛隊日本原駐屯地
いつも当館の活動を応援してくださり、誠にありがとうございます。
例年、春夏の2回開催している「寺山修司記念館フェスティバル」。春開催を断念したあとも、8月のフェスティバルの開催を模索して参りました。しかしながら、新型ウイルス感染症の先行きが見えないなか、イベントを行うことは難しいと判断し、夏のフェスティバルも見送ることになりました。
何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
家族で遊べる寺山修司遊びの劇場「ムシムシコロコロ・パーク」や、ファンミーティングのような近距離でのコンサートなど、毎年楽しみにしてくださっていた方々の顔が浮かび、非常に残念な気持ちです。
私たちは常に、誰でも気軽に参加できるイベントの開催を目指してきました。来年は、全国・世界の寺山ファンの皆さまと、ここ三沢で再会できるような状況であるよう祈っています。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で臨時休館しておりましたが、6/2(火)より再開いたします。
入館される皆さまに安心して楽しんでいただくために、ウイルス感染防止対策へのご協力をお願いいたします。
【入館時】
・マスクの着用(お持ちでない方は受付にて購入できます。)
・手指消毒
・検温
・入館記録の記入〈代表者のみ〉氏名・連絡先・人数
【館内観覧時】
・手袋の着用(受付で配布します。)
・咳エチケットをお守りください。
・他者と2mの距離をとってください。
館内が過密と判断された時は一時的に入館を制限する場合があります。
皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、当館は臨時休館いたします。
期間:〜当分の間
臨時休館期間を延長することになりました。「当分の間」の日付は、来週以降の判断となる予定です。
企画展「オリンピックと寺山修司」 は、次の開館日が初日となります。よろしくお願いいたします。
しかし、再開後もしばらく遠方からの旅行は難しいという予想ですので、来館できない方も楽しめる方法を検討中です。
バス臨時運休:4/11(土)~ 5/6(水祝) 当分の間
新型ウイルス感染症拡大の影響で、青森県立三沢航空科学館臨時休館(4/11~5/6 当分の間)が決まりました。
その関係で、当館を通る三沢市内無料観光バス「MISAWAぐるっとバス」が臨時運休します。
さらに、運休期間が延びる場合もございますので、ホームページ最新情報やSNSをご確認いただくか、電話でお問い合わせください。
●MISAWAぐるっとバス運行情報 http://www.kokukagaku.jp/Cafe/bus.htm
●三沢航空科学館 0176-50-7777
今後の当館の開館状況なども変更する可能性がございますので、ご確認のうえご来館ください。
●寺山修司記念館 0176-59-3434
何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
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