トップ > 最新情報 > 2023年 > 3月

最新情報

寺山修司記念館フェスティバル2023春

今年没後40年を迎える寺山修司の命日、5月4日「修司忌」。
この日、小川原湖と豊かな自然に囲まれた記念館では、修司忌のセレモニーや三上博史スペシャルライブが催されます。また、大人と子どもがいっしょに遊べる木工の遊び場や、こだわりの飲食店や雑貨店が出店するマーケットも開かれます。

寺山修司顕彰文学碑まで続く短歌の小径を楽しんだり、じっくりと展示を鑑賞したり春を満喫しましょう🌼

 

日時:2023年5月4日(木祝)修司忌
万全を期して準備しておりますが諸事情により出演者、開催場所などが変更になる場合がありますのでご了承ください。

場所:三沢市寺山修司記念館寺山修司顕彰文学碑/屋外多目的スペース
屋外無料・館内有料

 

●ムシムシ・コロコロパークJr. 2023
11:00〜16:00 会場:屋外多目的スペース ※荒天時は中止
 製作:Simizzy(造形作家) 協力:青森県立三沢高等学校 ボランティア部 
 ◯乗って遊べる木工オブジェ
 ◯木工ワークショップ

テラヤマルシェ×Market Caravan
11:00〜16:00  会場:屋外多目的スペース ※荒天時は一部館内実施
県内選りすぐりの飲食・雑貨店、約10店舗が大集合!
テラヤマバーガー(カフェマティエールイケザキ)、テラシュー(川守田パン)も販売。
マイバッグ・マイボトル持参など環境負担軽減へのご協力をお願いします🍃

 

●修司忌/献花
13:00〜14:00
  会場:寺山修司顕彰文学碑 ※荒天時は館内実施(無料)

 ・献花 どなたもご参加いただけます。

 ・寺山修司へのオマージュ「われに五月を」  
     構成・演出:佐々木英明(寺山修司記念館館長/詩人) 朗読:三沢市立堀口中学校生徒
 ・舞踏オドラデク道路劇場「ざんねん童子」 
     出演:福士正一(舞踏家)、奈良和貴・石岡博之(オドラデクダンサーズ)

 

三上博史ライブ

 16:30〜18:00 会場:常設展示室(館内)

構成・演出:寺山偏陸

出演:三上博史(Vo.)、横山英規(Bass.)、

ASA-CHANG(Drums.)、近田潔人(Guitar.)、

エミ・エレオノーラ(P.Vo.)

※会場観覧200名限定・観覧チケット3,000円

(整理番号付き/当日の入館券付き)

当日9:00より館内受付にて観覧チケットを販売します。
※イベント終了後、記念館ー三沢空港ー三沢駅を経由する臨時バス(無料)を運行します。

 

 

🎥ライブ  オンライン同時配信🎥
配信チケット購入・配信ページ(ZAIKO)に移動します。http://zaiko.io/event/355693

4月20日(木)20:00~ 配信チケット販売開始(販売は5月31日23:59まで)
 5月 4日(木)16:30~  公演配信開始(18:00終了予定)
※5月4日16:00~、配信ページに入れるようになります。
※アーカイブ配信もあります。
 
 
三上博史 みかみひろし    俳優/歌手
東京都生まれ。高校在学中、オーディションで寺山修司に見いだされ、寺山自身が監督・脚本を手がけた、フランス映画『草迷宮』(79)に主演し俳優としてデビュー。1987年公開映画「私をスキーに連れてって」(馬場康夫監督)で脚光を浴び、その後「この世の果て」(94)など数々のドラマに主演。映画では「スワロウテイル」(96、岩井俊二監督)「月の砂漠」(01、青山真治監督)などに主演、舞台では「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」(04)、蜷川幸雄演出「あわれ彼女は娼婦」(06)などに主演する。音楽活動はファーストアルバム「G.O.D.S.」(88)をはじめ8枚のアルバムをリリース。以降映画、ドラマ、舞台など多岐にわたって活躍している。 http://mikami-hiroshi.com/
 
横山英規 よこやま ひでのり    音楽監督/ベーシスト
近田春夫とビブラトーンズでデビュー。数多くのバンドに参加する他、三上博史、UA、CHARA、など歌手のサポートを務める。リーダーバンドThe Thrillとして映画、アニメ、TVドラマの音楽制作、デミセミクエーバーとしてはUS版CDデビュー、全米ツアーを敢行。三上博史主演『ヘドウィグ•アンド•ザ・アングリーインチ』、宮本亞門演出『チョコレートドーナツ』の音楽監督を務める。
 
ASA-CHANG アサチャン   ドラマー/パーカッショニスト
「東京スカパラダイスオーケストラ」創設者。脱退後「ASA-CHANG&巡礼」を始動。世界中の民族打楽器から玩具類、ガラクタ、シンセ音などを用いた彼独特の世界観は、日本のみならず海外でも非常に高い評価を受けている。
 
近田潔人 こんだ きよと   ギタリスト/音楽クリエイター
都内音楽学校在学中の18歳頃よりキャリアをスタート。KREVA、清水翔太、東方神起、矢沢永吉のツアーや石井竜也、倖田來未、My Little Loverのバンドマスター・編曲を歴任。舞台では、三上博史主演の『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』に出演。自身のバンド『Softsoul』でも活躍中。
 
エミ・エレオノーラ    ミュージシャン/音楽芸者/舞台女優
バンド「デミセミクエーバー」で日本とアメリカでCDデビュー。現在はソロ活動の他、寺山修司作品、蜷川幸雄作品など多数の舞台に出演。三上博史、石川セリ、UAなどの歌手への楽曲提供や、2023年3月公開の映画『シン・仮面ライダー』挿入歌の作詞、ボーカルを担当など多方面で活躍中。

 


●休館日:4/3(月)、10(月)、17(月)、24(月)

●バス運行日:4/1(土)・2(日)、8(土)・9(日)、15(土)・16(日)、22(土)・23(日)、29(土)〜5/7(日)

🚌三沢市内観光バス「MISAWAぐるっとバス」(無料)
三沢駅・スカイプラザミサワ(中心市街地)・三沢空港等を経由します。

ぐるっとバス時刻表(2023年4月〜10月)

 

●入館料   企画展「寺山修司のラジオドラマ」~4/9(日)企画展「手紙魔 寺山修司」 4/18(火)~
一般 550円(常設展330円+企画展220円)/高大生 110円/小中生 60円 ※土曜日は中学生以下無料

●入館料  4/11(火)~4/16(日) 展示替え期間につき、常設展のみ

一般 330円/高大生 110円/小中生 60円 ※土曜日は中学生以下無料

 

 

 

企画「寺山修司のラジオドラマ」では、寺山のキャリア草創期にあたる仕事、ラジオドラマ作品にスポットを当てる。演劇・映画などの国際的評価を得た作品で知られる寺山だが、実は、最も賞を獲得した分野がラジオドラマの脚本だった。脚本家自身が保管していた貴重な放送音源をたっぷり聞いていただける、耳で楽しむ示。

 
 
 
 
会期:2023年4月18日(火)
〜10月29日(日)

「この手紙を渡すときのことをひとりで考えながらぼくはにやにやしている」
筋金入りの手紙魔だった寺山修司。少年期を支えた恩師との文通、全国の高校生俳人たちとのやり取り、恋人・九條映子へのラブレター、近況報告の役目を果たした晩年の「ニュースレター」など、膨大な量の書簡を書いている。滞在先の国から自分に宛てた手紙を出し、「アリバイ作り」をしていたという証言もある。
彼のすべての作品のなかに、対話を大事にする姿勢を見てとることができる。手紙を通して見えてくる寺山の創作の真髄。